賢い借金返済術を学ぼう
効率的な借金返済を行うための最良の方法は、自分の借金についてその内容をしっかりと把握することです。
そんなことは言われなくてもやっているよ、と答える人ほど借金の内容を理解していないことが少なくありません。
もう一度、利息の支払い方法と実質金利を確かめてみてください。
カードローンなどでよく見られるリボ払い方式では、いくら払っても元金が減らないとボヤク人がいます。
また、自由払い方式のためついつい返済金額が利息中心になってしまうとため息をつく人もいます。
賢い借金返済術に必要なものは、借金の完済に向けての返済計画表ですが、わざわざ、このようなプランを作る人はほとんどいません。
その結果、そのときそのときの経済状態によって返済額が少なくなり、何時までたっても借金返済が終わらないという負の連鎖に陥ります。目標のない行動にはモチベーションが伴いません。
また、常にどうにかなるさ、と考える人は、どうにもならなくなったときのことを考えることができません。
この場合の返済計画表には返済期間中3回に限って修正を加えられるという特典があります。
今月はどうしても計画通りの返済ができなかった場合は、次回にその穴埋めをしてもらいます。
つまり、あくまでも完済予定日を動かさないことを基本とした計画表なのです。
借金をしたのは自分の責任であり、返済は責任を遂行するための大切な手段となります。
人に頼らず苦労を重ねて借金を返済できれば、そのこと自体が大きな自信となります。