借金返済に困らないための予備知識を持とう

借金返済において重要なポイントになるのが返済方法と実質金利です。
特に金利については、法規改正に伴い近年大きな変化を遂げてきました。

サラ金と呼ばれた貸金業が世の中に現れた頃、小さな街金融では、年利90％を越える高利が一般的になっていました。
平成22年6月に利息制限法が施行され年利が29.2％となりましたが、現在ではグレーゾーンが撤廃され、10万円未満の借入は上限金利が20％まで下がりました。

しかし、これはあくまでも上限金利であるため、大手の消費者金融などではさらに金利が低くなっています。

大事なことは、借入元金と金利を併せて、毎月いくらずつ返済していけば、何ヶ月で完済できるかをしっかり頭の中に叩き込むことです。

また、借入金の支払い方法も重要です。
あなたの都合に合わせた返済方法が選べます、などという貸金業者のキャッチコピーに惑わされてはいけません。

自由払い方式でなるべく長い付き合いを希望しているのは他ならぬ業者の方であることを認識してください。

当然のことですが、自由払いではなるべく元金を多く返済することが基本となります。

また、カードローンなどのリボ払いも、長期間の返済になると実質的な金利はかなり高くなります。

さらに、リボ払いでは、お金ができたときに一括返済や一部返済を行うよう心がけることで金利を減らすことができるようになります。

また、うっかりして支払が遅れてしまったときの対処方法を確認しておくことも必要です。
必要最低限の知識を身につけることが、借金を減らすために大いに役立つことを覚えておいてください。